初めてゲーミングPCを買おうか迷っているけど無骨なゲーミンを部屋に置くのはちょっと…
やはり部屋に置くならインテリアに馴染むデザインであるほうがいいですよね。
そんなあなたに、国内BTOショップで購入できるラインナップを徹底的に調査した筆者が、デザインで評価されている可愛いおすすめゲーミングPCをショップの特徴と併せて紹介していますので、ぜひ参考にしていただきたいです。
目次
BTOって何?メリットは?
今回お勧めするのは国内BTOショップで販売されているゲーミングPCです。
BTOとは「Build To Order」受注生産の意味で、要は用意されているモデルからパーツをカスタマイズして発注したものを、組み立てた状態で発送しますよ。という仕組みです。
自分で必要なパーツを購入して組み立てる「自作PC」では、自分好みのカスタマイズとコストをある程度抑えることが出来ますが、ある程度の知識と労力が必要になってきます。
その分BTOショップでは少し割高になるものの、組み立てた状態での発送となるため時間と労力の節約になるのに加えて、もれなく基本1年以上の保証(ショップによってサポートは異なる)が付いてきます。
購入後のトラブルにも対応でき、安心して使用できるというメリットがあるので初心者の方にはBTOショップをおすすめしたいですね。
ゲーミングPCのスペック・価格目安について
ゲーミングPCには「エントリー」「ミドル」「ハイ」といったグレードあります。購入する際の目安としてゲーミングPCを選ぶうえで一番重要視する必要があるグラフィックボードを主体にそれぞれのスペックと価格の相場を簡単に説明します。
クラス | 目安 | 参考GPU | 価格目安 |
---|---|---|---|
ハイエンド | 4K出力 高設定・レイトレーシングでプレイ | RTX 4090 RTX 4080 RX 7900 XTX RX 7900 XT | 33万円~ |
ハイミドル | 4K出力 高リフレッシュレートでプレイ | RTX 4070 Ti RX 6950 XT | 25万円~ |
ミドルハイ | WQHD出力 高リフレッシュレートでプレイ | RTX 4070 RTX 3080 10GB RTX 4060 Ti RTX 3070 Ti RTX 3070 RX 6750 XT | 20万円~ |
ミドル | フルHD出力 高設定でプレイ | RTX 4060 RTX 3060 Ti RX 7600 RX 6650 XT RTX 3060 | 14万円~ |
ミドルロー | フルHDでプレイ ゲームによっては設定要調整 | RTX 3050 RX 6700 XT | 12万円~ |
エントリー | ゲームプレイで使用する最低ライン | GTX 1660 SUPER | 11万円~ |
ゲーミングPCのグレード
ハイエンド
ハイエンドクラスは、上位モデルのことを指します。
4K出力に高設定でのプレイや、NVIDIA製のグラフィックボードRTXシリーズに搭載された光や影を現実世界のように表現するレイトレーシング機能を4K出力で体験したい、といったこだわりがない限りは性能を持て余すことになるでしょう。
圧倒的な臨場感でのゲームプレイを求める場合には検討する余地はありますが、グラフィックボードだけでもミドルクラスのゲーミングPCが組めてしまうほどの価格になるので、目的や予算的な余裕がない限りはおすすめとは言えません。
ハイミドル
ハイミドルクラスでは、4K画質でのプレイ、WQHDの高画質でプレイするくらいが目安となります。
プレイするタイトルによってはを高スペックすぎる場合もありますが、今後プレイするゲームを見越して検討するのも一つの手です。
自分の好きなジャンルがどの程度のスペックを要するものかを考慮して、高画質を求めたい、高リフレッシュレートを求めたいといった場合は検討してみましょう。
ミドルハイ
ミドルハイクラスでは。価格も20万円~になっており、少しいいものをと考えるのであればおすすめできるグレードになっています。
パーツの選択肢も広く構成によっては20万円を切ることもあるでしょう。WQHDでプレイする、高リフレッシュレートでプレイするくらいが目安となります。とりあえずPCでゲームをしたいといった目的であれば十分すぎるスペックを誇ります。
今後発売されるゲームであってもすぐに戦えなくなるスペックではないでしょう。
ミドル
ミドルクラスは、価格が20万円を切るモデルが多い比較的安価なクラスになります。
描写が軽めのゲームであれば不便なくプレイすることが出来るでしょう。フルHD画質高設定は目指せるくらいの目安です。
ミドルクラスを基準として自分のプレイするタイトルや求める環境に合わせて検討していくことをおすすめします。
ミドルロー
ミドルロークラスでは、手の出しやすい価格帯になってきます。
価格を抑えたい方は検討することがあるかと思いますが、自分のプレイするタイトルで必要なスペックを満たしているかの確認は必須です。
どの程度のスペックが必要なのか把握していないと「プレイできるけど映像のクオリティをめちゃくちゃ下げないと快適に動かない」「リフレッシュレートに満足できない」等、購入したことを後悔することになるので確認は必ずしましょう。
とはいえ、フルHD程度なら大体のタイトルは問題なくプレイできるので、予算を抑えてゲームをプレイしたい方は検討するのもありでしょう。
エントリー
エントリークラスは、ゲーミングPCを購入するにあたって最低ラインになります。
フルHD標準設定でプレイするのが目安としていますが、タイトルによっては設定の調整が必要でしょう。
予算的にこれ以上は無理、軽いタイトルが遊べればいい、とりあえずゲーミングPCが欲しいといった方でなければ購入はあまりおすすめしません。
LEDファンやLEDイルミネーション等を施すデザインでは、コスパを重視したモデルに比べると価格は割高になることを把握しておきましょう。
あくまでも目安なのでプレイするタイトルによっては目安通りに稼働しない可能性があることをご了承ください。
可愛いゲーミングPCおすすめモデル
G-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)
mouseのG-Tune DGシリーズに2023年7月から販売されているホワイトケースを採用したゲーミングPC【G-Tune DGシリーズ】です。
白を基調としたケースにガラスパネルが搭載されており、光るLEDケースファンが外から見えるモデルになっています。
インテリアに馴染む白いケースは部屋の雰囲気に合わせやすくて嬉しいですね。
ショップではG-Tune DGホワイトカラーモデルのラインナップが少なくなっていますが従来のG-Tune DCの黒ケースモデルからホワイトカラーケースへのカスタマイズが可能です。
mouseはMCJに属する国内大手メーカーです。他メーカーでは基本保証が1年のところmouseでは基本保証3年に加え24時間のサポート体制となっているため購入後にトラブルが起きたとしても安心できる初心者におすすめのショップと言えるでしょう。
G-Master Velox II Intel Edition
Sycomが販売する【G-Master Velox II Intel Edition】はIntel Core i5-13400FにGeForce RTX4060 8GBが標準構成になっています。
Sycomでは自由度の高いカスタマイズが可能なことから中級者向けのショップと言われていますが、このモデルではパーツ選びが難しいといったユーザーの声に応えてパーツカスタマイズが分かりやすくなっているので初めてBTOショップを利用する方にもおすすめできる一台になっています。
標準でミドルクラスの性能になっているので標準カスタムの状態でも十分ゲームをプレイできる構成になっています。
白基調のはっきりとしたらラインで可愛さとクールさを兼ね備えたデザインになっています。
RGBライティングはオプションになっていますが2000円ほどでARGB発光システム(LEDストリップ2本)を追加することができるようになっています。
G-Master Velox II AMD Edition
こちらはAMD製のCPUを搭載したモデルとなっています。
その他の構成に違いはありませんがAMD製のCPUを搭載することでIntel Editionに比べて若干安く販売されています。
G-Master Velox IIシリーズの購入を検討している方は予算と相談して選んでみるといいかもしれませんね。
画像のライティングは赤になっていますがIntel Edition同様にRGB LEDで好みのライティングを楽しめます。
Sycomのサポート時間は平日10:00-12:00、13:00-17:00になっているため日中働いてる方にとってはサポートが利用しづらくなっています。基本保証1年となっていますが、サポートに不安がある方は別のショップのモデルもチェックしてみましょう。
FRGLB760/SG1
FRONTIERが販売する「GLシリーズ」は”煌めきを自在に操るフルタワー”と銘打ったゲーミングPCです。
4基のケースファンとCPUクーラーが備える2基のファン計6基の光るファンとケースに施されたRGB-LEDラインがゲーミングPCらしさを演出してくれます。
発光パターンは、47種類(10色×発光4パターン+レインボー7パターン)から選択可能なので好みに合わせて設定できるようになっています。
画像は白のケースを使用していますが、ケースやグラフィックボード、水冷CPUクーラーは白or黒で選択可能になっているので好みに合わせてカスタマイズしましょう。
FRONTIERはヤマダ電機グループのショップです。セールモデルのコスパはトップクラスなので、できるだけ低コストで済ませたい方にはぜひ見ていただきたいショップです。基本保証は1年ですが10.000円で3年保証に変更可能。サポートは年末年始、指定休日を除き10:00-19:00までとなっています。
PG-KSTi46
STORMが販売する「PG-K」シリーズです。
サイドパネルに強化ガラスが採用されたモデルは定番ですがフロント含め270°強化ガラスが採用されたこのモデルは、内部のライティングを最大限に映えさせてくれるデザインになっていますね。
内部の装飾やステッカーを貼るなどの独自のこだわりがより楽しめるのも魅力ではないでしょうか。
各端子や電源等の配置が下部になっているのでデスク配置の想定で購入を検討しましょう。
PG-i
こちらもSTORMが販売するモデルになります。
ゲーミングモデルとして販売されているものではありませんが、ミドルクラスのスペックを持ち合わせています。
ゲーミングPCとして販売されていないのにも関わらずこちらを紹介したのはなんといっても高さ306.8mm×幅194mm×奥行434.8mmのキューブ型ケースを採用したデザイン性にあります。
ゲーミングPCと違った雰囲気を演出してくれる見た目が気に入る方もいるのではないでしょうか。
STORMで販売されているゲーミングPCの多くはデザイン性に優れたモデルになっているのでラインナップを見ているだけでも楽しめるショップになっています。カスタマイズ画面も分かりやすくなっているので初心者の方がデザインでゲーミングPCを選びたいと考えているならぜひチェックしてほしいショップですね。1年の基本保証とサポートは10:00~11:50 12:50~18:00になっており、社会人の方等はサポートの利用が少し難しいかもしれません。
RAIZAN 雅13th
アプライドネットが販売するIntel13世代を搭載したモデル「RAIZAN 雅13th」です。
メカウォーリアー型のケースとRGBファンを採用したメカチックなゲーミングPCとなっています。
グラフィックボードはカスタマイズ可能になっており、水冷仕様のCPUクーラーの標準搭載と標準6つ(カスタマイズ時最大7基)の冷却RGBファンで強力な冷却性能を備えているため、ハイエンドクラスの負荷にも耐えられるモデルになっています。
ピンクカラーは全ショップで見ても貴重ですが在庫がない状況が続いているので、入荷を待つ必要があります。
RAIZANシリーズは雅・小雅・帝・巌・雷と5つのモデルがあるので雅を見て興味を持った方はぜひショップを見に行っていただきたいです。
基本保証1年でサポートが平日10:00~17:00メールのみとなっており電話でのサポートはできないようです。
まとめ
可愛いおすすめゲーミングPCを紹介させていただきました。前提として目的に会ったスペックを把握したうえで検討する必要がありますが、やはりゲームをプレイするためとはいえ見た目にこだわれるのであればこだわっていきたいですよね。素敵な1台を見つけて楽しいゲームライフを過ごせることを願っています。